オンラインフェス

2017年に開催したオンラインフェス。
「ちょっとした思いつきが形になっていくような創造的な社会であってほしい」をスローガンに掲げて行われた「オンライン実験場」。
先行事例がないので、何が起きるかわからない。
「企画者がお客様に対して質を保証する」というマインドでやろうとすると、「それは、無理だなぁ―」となって、一歩を踏み出すことが難しくなり、思いつきは、実現されずに終わってしまいます。
一方で、成功も、失敗も、すべて学びの要素として共有して、企画運営者も、出展者も、参加者も、ともに学んでいくというマインドを共有していくと、心が軽くなって一歩を踏み出しやすくなります。思いついたことが形になっていくためには、このようなマインドを共有することがとても重要なのです。

※5ブースで31のワークショップ、11時間行われた「オンラインフェス2017Summer」のプログラム表

 

「場」で起こる真実をネガティブやポジティブな根性でとらえず、共有し、振り返り、学ぶことで、貴重な学びの要素として収穫できるようになります。

想定外のものが多ければ多いほど、多くの学びを収穫することができるのです。この視点に立つと、「失敗」というものは存在しなくなり、「計画→実施→結果→振り返り」の学習サイクルを回しながら、知見がどんどん溜まっていくことになります。

自分の周りに「助け合いの場」が存在していることが大事

何かをやろうとして手を上げたときに、それに賛同して集まってきてくれる方がいてこそ、創造のサイクルが回り始めます。

一方で、手を上げたのに、誰も集まってこないという体験が続くと、手を上げる勇気が失われていきます。

思いついたことを形にするのは、自分1人では無理です。周りに助け合いの場が存在していて、創造の渦が回る環境があってこそ実現するのだと思います。

だからこそ、普段から、自分の周りを助けていく、応援していくことが大事です。それによって、自分の周りに応援し合う場が存在するようになったときに、自分の思いつきや、周りの人たちの思いつきが実現していくようになるのだと思います。

創造的な社会とは、自分自身も、周りの人も、大切にして、いっしょに創造の渦を繰り返し回しながら、少しずつ実現していくものだと思います。

 

オンラインフェス2017

  日時 参加人数
第1回 1月8日 198名
第2回 8月5日 160名