カオスの縁で働き、カオスの縁で学び、カオスの縁で生きる
田原が取り組んでいる生命論的な取り組みについて
自分がやっていることが、社会においてどのような位置づけにあるのかを知ることは、結構、難しい。
既存の組織ではなく、生きものである粘菌を参考にして、自分たちの内側から湧いてくるアイディアに従って、魂を躍動させて動いているうちに、気づいたら、誰もやっていないことを切り開いている可能性がある。何かと比べてみて、はじめて、自分の立ち位置を知ることができる。
先日、「従業員ゼロが最高の職場?」という未来を思い描いている記事を読んだ。そこでは、所属⇒参加のシフトが起こると書いてあった。
https://mirai.doda.jp/series/interview/osamu-ogasahara-2/
これを読んで思ったのは、すでに、与贈工房は、最初から雇用関係ではなく、所属じゃなくて参加という組織作りに取り組んでいて、しかも、それを完全リモートで実現しているって、もしかしたら、かなり未来の働き方をやっているんじゃないかと改めて思った。
先日、与贈工房のMTGで、「与贈工房って何?」という話をしたときの動画がこれ。
先日は、ある人から、「与贈工房は、ティール組織ですね」と言われた。
与贈工房のやり方は、生命的にもやもやと始めるとき、柔軟性を最大限に生かしたいときには、かなりよいやり方だと実感していて、同じやり方で学校を作ればいいんじゃないかということで、立ち上がっているプロジェクトが、「自己組織化する学校」プロジェクト。
どうやら、自分たちがやっていることは、外に発信した方がいいんじゃないかということで、自己組織化ラボもキックオフしました。
自己組織化ラボ
かたちを決めてから動くんじゃなくて、動き回りながら、後からかたちを少しずつ整えていく感じ。整えたものも、動きの邪魔になると感じたら、どんどん壊していく感じ。
優先順位が、組織よりも、魂の躍動にある生き方。それを、より強めていくために、組織の在り方を根底から再定義していく試み。
一言で言えば、
「カオスの縁で働く」を探究する与贈工房
「カオスの縁で学ぶ」を探究する自己組織化する学校
「カオスの縁で生きる」を探究する自己組織化コミュニティ
これらを通して、カオスの縁を住処にする、を実現していきたい。
これが、今の世界の文脈の中で、どのような位置づけになっているのかは、よく分かっていないので、詳しい方、教えていただけると助かります。
また、この実験的な取り組みを、役立ててくれそうな方とも繋がっていきたいです。